眼科医院
【区分・規模】クリニック(眼科)
【地域】九州
課題
以前、当院では停電が発生した際、UPS(無停電電源装置)のバックアップ時間が30分程度であったため、白内障手術中に電源供給が途絶えるという事態が発生し、スタッフはもとより、患者さんにも混乱を与え、そして手術の継続が困難になりました。
この経験から、手術中に停電が発生した場合でも、少なくとも2時間程度は手術を継続できるようなバックアップ電源の必要性を痛感いたしました。
接続対象機器
- 白内障手術装置
- 手術顕微鏡
- 医療用モニター
効果
手術の中断リスクの低減
手術中に突然停電が発生した場合でも、蓄電池が瞬時に電力を供給することで、手術の中断を防ぐことができます。手術の中断は、患者にとって大きな負担となるだけでなく、合併症のリスクを高める可能性もあります。蓄電池の導入により、手術を安全に遂行することができます。
診療の継続性確保
停電時でも、蓄電池から電力を供給することで、外来診療や検査などを継続することができます。停電による診療の遅延や中断を最小限に抑え、患者への影響を軽減することができます。
医療機器の保護
停電時の急な電圧変動は、医療機器の故障の原因となることがあります。蓄電池を導入することで、医療機器を保護し、長期的な使用を可能にします。
信頼性向上
停電時でも適切な医療を提供できる体制を整えることで、患者からの信頼を得ることができます。さらに、地域医療を支える医療機関として、地域住民の安心感向上に貢献することができます。
その他
災害時など、不測の事態に備えた事業継続計画(BCP)対策として、蓄電池は有効な手段となります。また、太陽光発電システムなどと連携することで、より環境負荷の少ない電力供給体制を構築することができます。
導入機器
- 医療機器用蓄電池レムリア ME3000
- ポータブルリチウムイオン蓄電池 CUBOX mini