静岡県湖西市
【区分・規模】人口6万人
【地域】静岡県湖西市
課題
近年、全国各地で大規模な自然災害が頻発しており、その影響は甚大です。湖西市においても、例外ではありません。
特に、在宅で医療的ケアを受けている市民の方々にとって、災害時の避難は大きな課題です。
そこで、湖西市では、福祉避難所における在宅患者市民の受入れ体制を強化し、安心して医療機器を使用できる電源環境を整備することが急務となっていました。
接続対象機器
- 人工呼吸器
- 酸素濃縮器
- 痰吸引機・加湿器 等
効果
静岡県湖西市が福祉避難所に医療機器用蓄電池レムリアを導入したことによって、以下の効果を得られました。
停電時における医療的ケアの継続
在宅で医療機器を使用している患者にとって、停電は生命の危機に直結する可能性があります。レムリアの導入により、停電時でも福祉避難所にて医療機器への電力供給が安定し、患者の安全が確保されます。人工呼吸器や吸引器など、重要な医療機器の継続使用が可能となり、患者の生命維持に貢献します。
避難生活の質の向上
医療機器を使用する患者だけでなく、他の避難者も快適に過ごせるようになります。情報収集や連絡手段の確保にも役立ち、避難生活の安心感を高めます。
医療機関との連携強化
停電時でも医療機器が使用できることは、医療機関との連携をスムーズにする上で重要です。患者の状態が悪化した際、速やかに適切な医療機関へ搬送できる体制を整えることができ、医療機関側も、安心して患者を受け入れることができるようになります。
地域防災力の向上
レムリアの導入は、湖西市の地域防災力を向上させる上で重要な取り組みです。災害時における医療体制の強化は、市民の安全・安心な生活を支える上で不可欠です。他の自治体にとっても、参考となる先進的な事例と言えるでしょう。
SDGsへの貢献
レムリアの導入は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成にも貢献しました。目標3「すべての人に健康と福祉を」や、目標11「住み続けられるまちづくりを」の達成に寄与します。
導入機器
- 医療機器用蓄電池レムリア ME3000
- ポータブルリチウムイオン蓄電池 CUBOX mini